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2026-10-23

PP/PEフィルム洗浄:投入原料と排出材の条件を明確に

フィルム廃棄物、汚れ、脱水後の状態、次工程の条件を整理。受入試験の確認項目を用いてPP/PEフィルム洗浄ラインの提案を比較します。

PP/PEフィルム洗浄プロジェクトでは、ラインの見積もりを比較する前に、投入する廃棄物と次工程が必要とする材料の条件を定義します。有用な仕様書には、樹脂組成、フィルムの状態、汚れ、合意した排出材の確認項目を記載します。これらの条件がなければ、能力表示だけでは、そのラインから受入基準を満たす再生材料をどれだけ得られるかは判断できません。

Jiangsu ASG Packaging Machinery Groupの製品一覧には、摩擦洗浄、スクリュープレス脱水、洗浄ラインから得られるPP/PEフィルム破砕材用のペレタイジングラインが掲載されています。これらはそれぞれ異なる工程です。製品説明は検討する設備を特定する手掛かりになりますが、どのフィルム原料にも同じ構成が必要であることや、洗浄ラインの見積もりにペレタイジングが含まれることを示すものではありません。

出典:ASGフリクションスクリューウォッシャー

出典:ASGスクリュープレス脱水機

出典:ASG PP/PEフィルム破砕材用ペレタイジングライン

樹脂名だけでなく、フィルム原料の実態を伝える

生産端材、回収包装材、農業用フィルム、その他の特定された原料のどれに当たるかを明記します。把握しているPPとPEの組成を示し、多層構造、印刷、ラベル、他のプラスチックが含まれる場合はそれらも特定します。写真、寸法、保管状態、代表試料を提供します。きれいな端材と汚れた回収フィルムを、同じ見積条件で扱うべきではありません。

材料の搬入形態も説明します。ばらの状態、ベール、破砕済み、湿潤状態などを区別し、開梱、選別、切断、供給のどの作業が含まれるかを確認します。供給者が評価した条件を記録し、未試験の材料は、確認が済むまで合意済みの受入試験範囲に含めないようにします。

汚れを列挙し、洗浄で行う作業を定義する

試料に実際に含まれる土、砂、紙、接着剤、油、内容物の残留物を特定します。各汚れに対応する提案工程と、投入前に除去すべき物質を確認します。ASGはフリクションスクリューウォッシャーを、水を使ってこすり洗いする工程として説明しています。この説明だけで、単一の洗浄機があらゆる被膜、インク、接着剤、混合樹脂を除去すると考えることはできません。

選定した洗浄・分離工程、材料の搬送、除去物の排出口を示す工程図を依頼します。温水洗浄や追加処理が提案された場合は、他の設備で採用されているという理由だけで追加するのではなく、実際の汚れに対してなぜ必要なのかを供給者に説明してもらいます。

脱水後の次工程への引渡条件を定める

ASGはスクリュープレス脱水を、湿ったプラスチックから機械的に水を搾り出す処理として説明しています。それでも、次工程が受け入れる状態は別途定義する必要があります。採取位置、含水率の測定方法、後工程の供給装置が必要とする材料形態について合意します。追加の乾燥や材料調整が必要なら、担当する供給者とともに供給範囲へ記載します。

ペレタイジングを予定している場合は、候補となるペレタイザーの供給者に、代表的な洗浄済み材料の評価を依頼します。許容含水率、残留汚れ、供給条件を書面で合意します。見た目がきれいな試料や圧搾後の試料が、どの押出機にも適するとは限りません。また、洗浄ラインの提案が最終ペレットの物性を保証すると考えてはいけません。

共通の測定基準で排出量を比較する

投入・排出の質量値に水分や汚れを含むか、また、受入基準を満たす材料と除去物をどう記録するかを確認します。計量位置と試料の状態を定義します。基準に合意しないまま湿った投入材と乾燥後の合格材を比較すると、測定範囲が異なる二つの提案が同等に見えてしまうことがあります。

試験を提案する場合は、原料ロット、運転条件、試験時間、対象設備、排出材の確認項目を記録します。停止、スクリーン清掃、材料の変動、廃棄物の除去をどのように記録するかを確認します。カタログ能力を自社の混合廃棄物に対する保証と解釈せず、用途に即した結果を求めます。

水と廃棄物に関する接続条件も含める

新水供給、循環、排水、固形物回収、処理設備を提案書に示します。供給範囲、工場側で準備すべきもの、排水や残さ処理の検討に必要な情報を確認します。保守用のアクセスと清掃の分担も定めます。洗浄ラインの提案には、機械の一覧に加えて、各設備と工場側との明確な接続条件が必要です。

受入試験の確認項目を明確にして見積資料を送る

  • 投入原料:発生源、把握している樹脂組成、フィルムの形態、汚れ、搬入状態、写真、代表試料。
  • 排出材:必要な材料形態、予定する次工程、合意した採取位置、含水率と汚れの評価方法。
  • 工程範囲:選別、切断、洗浄、分離、脱水、追加乾燥、後工程設備のうち含まれるものを示し、除外項目を明記。
  • 工場側との接続条件:レイアウト、利用できるユーティリティー、水循環、排水・固形物処理、保管、保守用アクセス。
  • 受入試験:合意した原料ロット、運転条件、測定基準、試験の責任分担、記録資料。

投入材の試料と必要な後工程の条件をまとめてASGに送ってください。工程間の引渡条件を説明し、未解決の材料・品質上の課題を評価が済むまで明示した工程提案を依頼してください。

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